阪神・ミエセス 実戦復帰、即安打 1カ月ぶり実戦で適時打「一日一日良くなっていっている」

 3回、適時打を放つミエセス(撮影・石井剣太郎)
 3回、適時打を放ったミエセスはベンチに向かってポーズを決める(撮影・石井剣太郎)
 3回、適時打を放ったミエセス(右)は代走に向かう中川とタッチをかわす(撮影・石井剣太郎)
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 「ウエスタン、阪神9-7中日」(23日、鳴尾浜球場)

 阪神のミエセスが約1カ月ぶりに帰ってきた。3月下旬に右脇腹痛で別メニュー調整となってから初の実戦復帰。「5番・DH」で2打席目に豪快なスイングで適時打を放ち、チームの連敗ストップに貢献した。

 「今日はしっかりとスイングできるっていうところを試したかった。どんどんスイングしていく中で自分の感覚を確かめたかったんで、それが今日はできてよかった」

 初回は初球をスイングして遊ゴロ。三回は2死一、二塁から根尾の投じた145キロ直球を力強く打ち返した。「(ゾーンに)来たときに対してどう反応できるかってところも素直にできたかな」と右前適時打を喜び、代走が送られてベンチに下がった。

 18日から鳴尾浜での全体練習に合流しており、「一日一日良くなっていっているなと実感しながらできているよ。試合の日も楽しみ」と話していた通りの順調さを見せた。24日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)では守備にも就く予定で、和田2軍監督は「少しずつ打席、イニング数を増やしていこうかなと。伸ばしていく段階なんでね」と慎重に段階を踏む方針を示した。

 「状態よく終われてよかった。試合の機会を重ねて、1軍の試合で貢献できるように」とミエセス。完全復活へ着実に駆け上がっていく。

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