阪神・伊藤将司「申し訳ないです」2回6失点KOを謝罪 不調の要因を振り返る

 2回に大量5点を奪われた伊藤将はベンチでうなだれる(撮影・田中太一)
 2回、伊藤将は6失点と広島打線に捕まる(撮影・山口登)
 2回、菊池に2点適時二塁打を浴びた伊藤将(右)=撮影・中田匡峻
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 「阪神-広島」(10日、甲子園球場)

 阪神・伊藤将司投手がまさかの乱調。2回8安打、プロ最多タイの6失点でKOとなった。二回裏の攻撃で岡田監督が代打を送った。

 4戦連続完封負けを喫していたカープ打線にまさかのめった打ち。伊藤将は不調の要因について、「決めに行ったボールも甘くなってしまい相手の流れを止めることができませんでした」と振り返った。続けて、「早いイニングで交代となり、ゲームを作ることができずに申し訳ないです」と謝罪した。

 伊藤将は初回先頭の野間に二塁打を許すと、1死三塁から小園の遊ゴロの間に先制点を奪われ、広島に37イニングぶりの得点を許した。二回は上本の右前打と会沢の左二塁打で1失点。2死二塁からアドゥワの打ち取った打球が二塁ベースを直撃する不運に見舞われ、一、三塁とピンチが拡大した。ここから野間、菊池、小園と3連続適時打を浴びて、この回だけで5失点の大炎上となった。

 伊藤将は二回2死三塁の打席で代打・小野寺を送られ、無念の降板となった。岡田監督が代打を告げると、甲子園は騒然となった。

 伊藤将の6失点はプロ最多タイで、直近では22年3月30日・広島戦で七回途中で喫した。

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