阪神2軍が5安打完封負け 大津&石川の1軍級投手に和田2軍監督「現時点では歯が立たない」1軍の開幕は「目に焼きつけて」

 6回、ベンチから試合を見つめる和田2軍監督(中央)
 5回6失点だった西純
 ウエスタン初盗塁を決めた福島(126)=撮影・今西大翔
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 「ウエスタン、ソフトバンク6-0阪神」(29日、タマホームスタジアム筑後)

 阪神はソフトバンクの大津、石川といった1軍クラスの投手を打てずに完敗した。先発の大津には3イニングで3安打無得点。石川には5イニングで2安打無得点に抑えられた。

 先発の西純は5回6失点。笹川に2ラン、正木に3ランを食らった。育成ドラフト2位の福島(白鷗大)はウエスタン初盗塁を決めたが、初安打はお預けとなった。和田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -大津、石川と1軍級の投手から無得点に終わった。

 「このクラスが来ると現時点では歯が立たないというか、まだまだ力不足やね。いつか打てるようにならないとっていうところだね」

 -西純は制球に苦しんだ。

 「あれだけボール先行すると苦しいね。ボール先行して、ストライクを取りにいって、ガツン。先頭打者の入りが悪いね。先頭打者を出したのは5回のうち、4人か。今日はバラバラだったね」

 -高いレベルを求められる投手だけに。

 「もちろん。1軍でも投げてる投手で、自分でも何とかしようっていうのはあると思う。悪いなりの投球っていうのをできるようになってこないと。いい時は抑えますよ、悪い時は全然ですよではね。悪いなりに、もうちょっと辛抱強く投げられるようになってくると、レベルも上がってくると思う。今日はダメだったけど、次は同じようなことがないように、まずは入りだね。2球投げたら1球はストライクを取って、1-1カウントを作っていかないと。大体2ボールからの勝負になってたからね。そこら辺が苦しかったかな」

 -福島が持ち味の盗塁を決めた。

 「出れば走れる脚力があるんだけど、まだ塁に出られないからね、今のところね。何とか早いうちというか、だいぶ打席は立ってるんだけど、一本出ると気分的にも変わってくると思う。四球で出られたというのは、ボールを見られるようになってきたという証しでもあるんでね。なるべく早いうちに一本出して、塁に出れば相手も嫌だと思うからね。そうやって、いやらしい選手になれるように。ああいう足のある選手は内野安打でも何でもいいから、とにかくどんな方法でもいいから塁に出るというね。そういうタイプの選手だと思う。そういうずる賢さも求めながら。今は一本出るまでは、余裕がないと思うからね。まずは一本出して、その後を見たいね」

 -今日から1軍も開幕する。

 「今日から1軍が開幕して、チームを代表する選手が出るわけだから。もちろん悔しさもあると思うけど、それはそれ。プロ野球の開幕、1軍の開幕というのをしっかり自分の目に焼きつけて、いつかあそこの場でやってやるぞって気持ちで、また明日出てきてほしいよね」

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