阪神 和田2軍監督が「レベルも上がってきてる」と戸井の成長を実感 ドラ6津田は「どっちもできる」と先発調整へ 【一問一答】
「教育リーグ、ソフトバンク0-8阪神」(13日、タマホームスタジアム筑後)
阪神は戸井が5打数4安打5打点の大暴れで大勝した。
戸井は六回1死一、二塁で左越え3ランを放つなど、打撃でアピール。教育リーグでは30打数11安打、打率・367と好調を維持した。
野口は六回1死二塁で先制の適時二塁打をマークするなど、3打数2安打で教育リーグを締めくくった。
投げては、先発の津田が2回無安打無失点。今後はイニング数を延ばしていくことを和田2軍監督が明かした。6番手の川原も2回無安打無失点、4奪三振の好投を見せた。
和田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-戸井が大活躍だった。
「去年は1年間打てなくて苦しんだけど、やっとプロの体になりつつある。その中で、元々、打の内野手というかね。そういうタイプの選手なんで、それがやっと出てきたかな。今日は左に3本、右に1本と広角に打てた。やっぱり追い込まれて、ああいう打撃ができるようになってくると率も上がってくる。去年は1年目だから仕方ないというのを差し引いても、ちょっと率という点は1割台の中盤ぐらいでね。段階的には仕方ないんだけど、今年はガラッと変わった。というのも、ちょっとずつ守備の不安、スローの不安というところが取り除かれた。一生懸命練習して、そこら辺の不安が少しずつ少しずつなくなってきてる。やっぱり打撃の方にも気持ちがいくようになってるし、そこがいい方に出てるかな。これを続けていく。今日は4本打ったからすごく目立つけど、この教育リーグでもずっとコンスタントに打ててたんでね。それはやっぱり戸井の中でレベルも上がってきてると思うんで、明後日(15日)から公式戦に入るけど、そこでも同じような姿を見せてくれたらいいかな」
-後輩の山田や百崎が入ってきたことも刺激になってるのではないか。
「同じポジション、似たようなポジションの選手が入ってきて、実際に結果も出してというのを目の当たりにして、やっぱり奮起しないと、というね。内野のポジションは3つ4つあるんだけど、そこで勝ち抜いていかないといけないからね。上(先輩)が守ってる分にはいいけど、下(後輩)に抜かれたら先は大変だから。そうならないようにというか、そういう高いレベルでファームでも競争してくれたらと思うね」
-津田はテンポの良い投球だった。
「配球も捕手が工夫してサインを出してたけど、あいつの持ち味である縦割れのカーブ。それをうまく使いながら、いい組み立てができてたよね」
-1軍の経験も大きかったのではないか。
「これからもっともっと真っすぐも上がってくるだろうし。カーブは低めにもわざとボールにしたり、ストライクを取ったりとコントロールできてるんでね。今日は2イニングだったけど、もっともっとイニングを延ばしていくし、球数ももっと見たいなという感じはしたよね」
-先発調整をする。
「どっちもできるタイプだと思うんでね。人数の兼ね合いもあるけど、先発でも十分にいけると思う。ここからはちょっとイニングを延ばしていこうかなと」
-野口はらしさが戻ってきた。
「最後の1本でまた元の打撃というかね、体のキレも含めて、野口らしい打撃をしてくれたらいいね」
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