侍ジャパンでも阪神コンビ躍動 森下&中野が共に快音 8日、チーム合流へ

 3回、左前打を放つ森下翔(左)、4回にレフト線へ二塁打を放つ中野
 3回、左前打を放つ森下翔
 4回、左翼線へ二塁打を放つ中野(撮影・伊藤笙子)
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 「侍ジャパン強化試合、欧州代表0-2日本代表」(7日、京セラドーム大阪)

 阪神の2人が名前をコールされると、球場のボルテージが一段と高まった。3番の森下翔太外野手(23)と7番の中野拓夢内野手(27)。スタンドの期待に応えて快音を響かせ、侍ジャパンでも確かな存在感を示した。

 まずは三回1死一塁。森下翔が追い込まれながらも、外角スライダーを振り抜いた。「何はともあれ、ヒットはヒット。一本出たところは良かった」。遊撃の懸命のダイブも届かせず、三遊間を破る。一塁上では白い歯をこぼした。

 四回1死では中野が左線へ技ありの一打。迷わずに二塁へ滑り込んだ。「森下も先に打ちましたし、打たなかったら何を言われるかわからなかったので」。ちゃめっ気たっぷりに笑いながら、今シリーズの初安打に胸をなで下ろした。

 欧州代表との2試合を終えて、8日からチームに合流予定。ここからは開幕に向けて、調整もギアを上げていく。森下翔は改めてキャリアハイを目標に掲げ、「自信を持って選ばれるように」とプレミア12にも意欲を見せた。中野は「どんどんいい投手が出てくるので、1球で仕留められるように」と課題は明白。今季は連覇へと導き、再び侍のユニホームに袖を通す。

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