今季加入した外国人選手を紹介する「新助っ人襲来」。今回は阪神のハビー・ゲラ投手（２８）を取り上げる。セットアッパー、クローザー候補となる最速１６４キロ右腕。内野手から投手に転向すた異色の経歴も持つ。野球を始めたきっかけや投手転向の経緯、昨年結婚したことも明かした。

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　◆生まれ　１９９５年９月２５日生まれ、パナマのチリキ県出身。「育ったところはそんなに栄えているところではなくて。田舎でもないんだけど。気候は、ちょっと涼しくて住みやすい。火山があるんですけど、すごく高い山なので有名です」

　◆サイズ　１８３センチ、８６キロ。ミエセスとは対照的で小柄。「ミエセスみたいにドミニカ人はすごく大きい人が多いけど、パナマ人はそこまで大きくない。パナマで野球やっている人の中では自分は平均的な大きさかな」

　◆野球との出会い　野球をやっていた叔父の影響で５歳から始めた。「身内では自分が唯一の男の子だったから、自然と始めた。メジャー傘下のアカデミーに行くようになって、楽しかったから続けました。元々は野手です」

　◆投手転向　２０１８年まで遊撃手が本職で、内野手としてメジャーデビューしたが、１９年、パドレスに所属していた時に投手転向。「コーチとＧＭに『ピッチャーやってみたら？』と勧められて挑戦しました。やってみて手応えもあったので投手を続けました」

　◆家族　父、母、３０歳の姉と１５歳の妹。「妹は、年が離れているだけに家ではプリンセス扱いされています（笑）」

　◆既婚　昨年に結婚したばかり。「奥さんはパナマ人でエイミと言います。１０年くらい一緒。いつも支えてもらっています。今はパナマにいて、離れて暮らしていますが、もうすぐ日本に来る予定です」

　◆趣味　サイクリング。「自転車が好きです。一日１３０キロ、５時間くらい走ります。トレーニングとかではなくて、休みの日に好きでやっています」

　◆好きな日本食　入団会見では「寿司を食べてみたい」と言っていたが、カレーライスがお気に入り。「キャンプ中にランチで食べました。日本のカレーが気に入りました」

　◆日本での理想の選手像　「便利な選手になりたいです。使い勝手のいいというか、岡田監督やチームが困っている時に助けられるような使い勝手のいい便利な投手になりたいと思っています」