阪神・岡留が投手MVP 充実自己評価「90点以上」 4戦0封、岡田監督大絶賛「完璧に入り込んだ」

 ブルペンでの投球を終え、笑顔がはじける岡留(撮影・伊藤笙子)
 キャンプ最終日もブルペンで投げ込んだ岡留(撮影・伊藤笙子)
 ブルペンでの投げ込みを終え、坂本(左)からアドバイスをもらう岡留(撮影・伊藤笙子)
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 「阪神春季キャンプ」(27日、宜野座)

 今年の主役はオレだ!阪神の岡田監督が、投手MVPに大卒3年目の岡留英貴投手(24)、野手MVPに高卒3年目の前川右京外野手(20)を選出した。

 一年前から見違えるような姿を見せた1カ月だった。岡田監督から投手MVPに指名された岡留が、自身も納得の表情で総括した。

 「90点以上はあるんじゃないですかね。疲れた中でもしっかりと自分のやりたいことを継続してできて、結果も伴ってきたので、そこはいいんじゃないかと」

 昨年のキャンプの練習試合で連続四死球を与え、わずか10球で降板した苦い思い出がある。ただ、今年は違った。激しい中継ぎ争いが繰り広げられる中、実戦初登板から4試合連続無失点と無双。開幕1軍入りを決定的なものにした。「ブルペン陣に関しては1枚でも多い方が絶対みんな助かるわけやからね。その中には岡留なんか完璧に入り込んでしまったよな」と岡田監督も大絶賛だ。

 3年目を迎える右腕も「2月から勝負というイメージでやってきて、こうやって見てもらえたということはすごくありがたい」とうなずく。一方で「本当に勝負はこれからなので、もう一回リセットして、オープン戦を本当に死に物狂いでやっていけたら」と慢心はない。目指すは「1軍の戦力」。地元・沖縄での収穫を糧に、飛躍のシーズンとする。

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