阪神・岡田監督 青柳の調整ぶりを評価「おーん、まあまあ良かったな。コントロールええもんな」【一問一答】
「阪神春季キャンプ」(26日、宜野座)
阪神の岡田彰布監督(66)が、主力投手陣の順調な調整ぶりを評価した。この日、ブルペンで投球した青柳晃洋投手については「おーん、まあまあ良かったな。コントロールええもんな。いつもやったら久保田(投手コーチ)にぶつけとんのにな、ぶつけてへんもんな(笑)」と話した。岡田監督の一問一答は以下の通り。
-キャンプは早かったか。
「今になったら早いんや(笑)。早かったな。でもな。途中から、(2月の)半ばくらいから早いんかなあ」
-去年と比べてどうか。
「どうやったんやろう。忘れたわ(笑)。後半なると早いなあ。試合とかやりだすとなあ」
-岩崎が打撃投手を務めた。
「ブルペンもちょっとな、青柳とか投げとったから、どっち行こかなと思ったけど。また帰ってきたからよかったけど」
-岩崎は順調か。
「いつもの、去年もこっちでほとんど実戦投げてないからな。帰ってからやからな。あのへんは。自分の調整もわかってるから、そんなもん、ぜんぜん」
-信頼して任せられるか。
「あれ以上ボールはようならへんし、あれ以上遅ならへんやろ。そやろ。もう自分のマイペースの投球やからの。任せといてもぜんぜん平気やから」
-実戦登板は甲子園になるか。
「甲子園、甲子園。札幌は行けへん」
-中継ぎ陣は競争しているが、岩崎は別格か。
「あのへんはなあ、1年間、去年もずっと外れんと、おった人間やからな。最後の1人、2人をどうするかいう感じになってくると思うけどな」
-岩崎は去年は結果的にクローザーになったが、今年はどうか。
「それは分からん。まだ決めてないそれは」
-西勇も打撃投手を務めた。青柳もブルペン入りしたが。
「おーん、まあまあ良かったな、今日もな。コントロールええもんな。いつもやったら久保田(投手コーチ)にぶつけとんのにな、ぶつけてへんもんな(笑)。いつもやったらぶつけとるで、抜けたりしとったからの」
-青柳は大した遅れもないか。
「そうやな」
-一度実戦でも投げているが。
「実戦いうても1回やんか」
-甲子園でみんな1回ずつ投げさせると話していたが。
「甲子園では投げなアカンわ。3、4回は先発も順番に投げさせとかんとな。5試合やろ。そら複数になるか分からんけどな。3(回)3(回)になるか4と」
-ノイジーはノック以外は全体練習に入った。
「おう、だから水口(打撃コーチ)に聞いたら普通に打ってたってな。ノックも入る言うだけど、いやそんなん急に入らんでええ言うたんよ、キャッチボールだけしとけって。なのに外野守ってな、あいつアピールしとんな。なんでやろ?今日ミエセスにレフトせえ言うたからかな」
-ノイジーが試合に出るのは。
「まあ甲子園やろな。札幌は行けへんよ。甲子園からやろな、いけても」
-前川らの刺激にもなる。
「そらそうやろなあ」
-井上、野口は札幌に連れて行くか。
「いや、行かへん、行かへん。由宇で打席立たすよ。行っても1打席2打席だけやんか。ちょっと寒いとこ行かせんと。由宇の方が寒いやろ、ドームの方がまだ暖かいやろ」
-絞り込みの時期はもっと先になる。
「絞り込みはもっと先になるよオマエ。ちょうどええ機会やから4打席立てるもんな。4、4で2試合やったら8打席立てるやんか」
-ミエセスは札幌でレフトを守るのか。
「守らす。ノイジーも行けへんからちょうどええよ。アイツも守備使わんとアカンからな。出られへんから」
-佐藤輝の守備面の成長を感じるか。
「守備はようなったよ。でもほんとにオマエ。送球とかな。なんで良くなったかて言うと足の運びやな。ちゃんとステップが踏めるもんな。捕ってからの足運びが良くなったからな」
-練習の成果か。
「もうそらそうやろ。あれはバッティングにもプラスになったと思うよ。あんなに特守でな。やっぱり下半身強くなるからな。足回りは。絶対打つ方にプラスになってると思うよ」
-下半身から崩される打席がない。
「あんまりないもんな。あんま変な空振りないもんな。実戦の中ではな。今日はええんちゃうん。特守効果ってのは絶対プラスになってるよ。打つ分にもプラスやし守備でもプラスやしな。下半身がな。特守してればくるよ」
-本人が効果を実感すれば
「そらなるなる。それは。間違いなしになるよ。もうオマエ帰ってからも特守なんかでけへんぞオマエ(笑)。4時から特守とか寒くて身体動かんわ」