阪神・森下 侍ジャパン欧州代表戦 持ち味の勝負強さでアピール「内容にこだわりたい」

 ティー打撃をする森下(撮影・田中太一)
 ライトでノックを受ける森下(撮影・飯室逸平)
 ハツラツとした表情で練習に汗を流す森下(撮影・飯室逸平)
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 「阪神春季キャンプ」(14日、宜野座)

 野球日本代表「侍ジャパン」は14日、3月6、7日に行われる「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本VS欧州代表」の出場選手を発表し、阪神からは森下翔太外野手(23)と中野拓夢内野手(27)が選ばれた。

 喜びと責任感からか、笑顔と真剣な表情が入り交じった。森下は昨年11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」に続いての選出。「選ばれたからには活躍したい」。目標のプレミア12へ、持ち味の勝負強さでアピールする。

 2試合とはいえ、開幕前に本番同様の緊張感を味わえる。「チャンスで打てるって自信もついている。一発勝負のところで出せたらいいなと思います」。昨季はチーム3位タイの8個だった勝利打点。同チームトップの15を記録した大山以上を記録すれば、プレミア12での代表入りもグッと近づいてくる。

 今キャンプはグリップが太いピート・ローズモデルのバットを使い、新たなフォームを試す。そんな中、バットのグリップを改良する可能性も出てきた。わずかな微調整ではあるが、細く削ったものを発注。早ければ2月末のオープン戦で使用することになる。

 16日からの第4クールでは対外試合も始まる。「結果というよりかは、内容にこだわりたい」。侍ジャパンを弾みに、まずはシーズンでの活躍が最優先。試行錯誤の先に明るい未来が待っている。

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