阪神の佐藤輝に鳥谷臨時コーチが熱血指導 個別練習で100分の特守 「守備練習も打撃に生きる。根気強くやってほしい」

 鳥谷臨時コーチ(後方)の前でノックを受ける佐藤輝(撮影・中田匡峻)
 三塁線のゴロ捕を繰り返す佐藤輝(撮影・田中太一)
 鳥谷敬臨時コーチから指導を受ける佐藤輝(撮影・田中太一)
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 「阪神春季キャンプ」(6日、宜野座)

 阪神の佐藤輝明内野手が全体練習後の個別練習で特守に励み、鳥谷敬臨時コーチから熱血指導を受けた。

 まずは、木浪と中野とともに45分間の特守。さらに、2人が抜けた後にはマンツーマンで55分の猛特訓となった。計100分と徹底的にノックを受けた。

 鳥谷氏はボールへの入り方を中心に修正点を挙げた。改善できれば、送球の安定性につながる。「根本的な体の使い方をもう少し変えた方がいい。練習したら守備は良くなるもの」。遊撃で4度、三塁で1度ゴールデン・グラブ賞に輝いた男の言葉には重みがあった。

 「実質、去年から三塁となって、2年目。守備でミスしたり、思うようにいかないと打撃にも響く。自分が安心して守れるようになれば、打撃にもいい影響が出るし、守備練習も打撃に生きると思う。そこらへんは根気強くやってほしい。普段からどれだけ本人が意識するかですね」

 佐藤輝は「グラブとか体の使い方を教えてもらいました」と明かし、「足を使って、受けるだけじゃなくてグラブを出していくことを教えてもらったので、今後も続けていこうかなと思います」と話した。

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