阪神・大竹 1月に左肩ガングリオン除去していた 第1クールはブルペン入り回避 岡田監督心配なし「次のクールから」

 軽めのキャッチボールをする大竹
 野球教室でこどもと楽しんだ大竹(打者)、桐敷(捕手)、湯浅(審判)=撮影・中田匡峻
 野球教室を楽しんだ大竹(打者)、桐敷(捕手)、湯浅(審判)=撮影・中田匡峻
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 「阪神春季キャンプ」(4日、宜野座)

 阪神・大竹耕太郎投手(28)が今年1月に左肩のガングリオンを除去していたことが4日、分かった。岡田監督が「1月に取ったんや。だからちょっと慎重になっとったんや」と明かした。第1クールはブルペン入りを回避していたが、「全然心配ないよ。急がす必要もないしな。次のクールから入るんとちゃうか」と見通しを示した。

 大竹にも焦りはない。ここまでの調整について「今のフォームで投げても1年間続くイメージが湧かない。土台が出来上がった状態にしてから投げる数を増やしたい。できるだけ状態を上げられる意識はある」と説明。ガングリオン除去の影響については「ないと言えばウソになる。昨年1年投げた疲労とかがしっかり戻り切れていない。後半無理して投げたりもあったので」と明かした。

 移籍1年目の昨春はキャンプ初日から仕上がりの早さでアピール。実戦で結果を残して開幕ローテをつかむと、シーズンでは12勝を挙げた。今年は立場が違う。首脳陣と相談した上で「責任を持ってしっかり開幕には間に合わせる調整はしてます」と自覚を示した。

 ◆ガングリオン 神経組織でできた小さな袋状の嚢胞(のうほう)で、関節周囲に発生し、時折痛みや腫れを引き起こす。治療には安静や抽出手術が用いられる。

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