阪神・湯浅 侍ユニ再び着る!「選ばれるような成績を残す」 母親と09年WBCを観戦、日本代表に「憧れ」あった

 阪神・湯浅京己投手(24)が24日、西宮市内の球団事務所で、「Family with Tigers Supported by Joshin」2024ユニホームデザイン発表会見に、青柳晃洋投手(30)と登場した。家族をクローズアップした企画にちなんで、母親との思い出として2009年WBC観戦を回想。昨年のWBCでは世界一メンバーとなったが、今季、チームで完全復活を遂げた上での侍JAPAN再選出へ意欲を示した。

 ファミリーがコンセプトのユニホームに身を包み、少年時代の家族との記憶をよみがえらせた。10歳になる年に母親に連れられて、東京ドームでWBCを観戦。「試合内容はあまり覚えていないです」という湯浅だが、幼心に刻んだ決意は忘れることはない

 「やっぱり憧れというか、いずれJAPANのユニホームを着てプレーしたいなというのは、間違いなく思いました」

 その夢をかなえ、昨年3月のWBCでは日本代表に選ばれて、世界一に輝いた。だが、ペナントレースでは任された守護神の役割を全うできず、ケガで長期離脱。日本シリーズの劇的復帰でチームの力になったとはいえ、悔いが残るシーズンとなった。年間を通じての活躍を誓う今季、11月に国際大会・プレミア12が控える侍JAPANへの再選出も、「トップの人たちが集まる場所ですし、そこに選ばれるというのはすごく光栄なことだと思う」とモチベーションの一つとなる。

 「しっかりシーズンで結果を残して、選んでもらえるように。結果を出してついてくる。選ばれるような成績を残すことができるというのが一番」と連覇を目指すチームへの貢献が、日本代表への必須条件と主張。今オフは2度の渡米で投球動作解析を行い、ケガ防止のための新フォーム作りに取り組んだ。まずは春から猛虎でシーズンを戦い抜き、秋に日の丸ユニホームに袖を通す考えだ。

 日本代表の戦いには、全国各地の野球少年少女から羨望(せんぼう)のまなざしが向けられる。「小学生とかもっと小さい子も見てもらって、カッコいいなって思ってもらえるような姿を見せられれば。3者連続三振とか狙ってできるものではないですけど、そういういい姿を」。幼少期に自身でも抱いたアツアツな思いを原動力に、今季の湯浅はフル回転する。

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