連覇目指す阪神が「年賀会」 粟井新社長「フロントもキャリアハイ目指す」

年始のあいさつをする粟井一夫球団社長(撮影・山口登)
年始のあいさつをする粟井一夫球団社長(中央)=撮影・山口登
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 阪神は5日、兵庫県西宮市内の甲子園室内練習場で仕事始めとなる「年賀会」を行い、1日付で就任した粟井一夫社長(59)は「今年、タイガースが目指していくものは連覇です」と所信表明を行った。

 岡田彰布監督(66)の「まだキャリアハイの数字を残した選手もいない」という言葉を引用しつつ、「去年より今年、今年より来年と少しでも成長して、我々フロントも全員がキャリアハイを目指すという気持ちで戦っていきたいと思います。皆さんでキャリアハイを目指すことで、今年連覇を目指していきたいと思っています」と球団職員を前に呼びかけた。

 球団史上初の連覇を目指す今年、粟井社長は「『2』という数字にこだわっていきたいなと思っています」と語った。2カ所で初詣を行い、2度ひいた「おみくじ」の番号はいずれも22番だったことを明かし、「連覇に関しては、神様の方には押していただいていると思っていますので、後は皆さんが積み重ねて(連覇を)勝ち取っていきたいなと思います」と力を込めた。

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