阪神・森下 新年の誓いは「球宴出場」「前半戦で2桁アーチ」 年間通して「“チリツモ”で結果を」

 阪神・森下翔太外野手(23)が、今季前半戦2桁本塁打達成からの自身初球宴出場を新年の誓いとして立てた。昨季はシーズンが折り返してから量産体制に突入し、ルーキーながら2桁本塁打を達成。2024年は開幕からロケットスタートをかまし、夢舞台への切符をつかみとる。

 ルーキーイヤーから38年ぶりの日本一に貢献しようとも、森下に慢心は一切ない。真価が問われるプロ2年目。一流の器であることを証明する勝負の年を迎えた。

 「もっとトップレベルの選手に近づけるように。オールスターにもしっかり出ていきたいなと思います」

 新年の誓いとして打ち立てたのは、自身初となる球宴出場。昨季は若手の登竜門とされるフレッシュオールスターに出場し、3安打3打点の活躍でMVPを獲得。他球団の有望株とも交流に励み、「いい刺激をたくさんもらえた」と“お祭り”の味を覚えた。

 夢舞台への資格を得るプランも構築済みだ。「後半戦で10本打てたのを前半戦でやれればいいし、それ以上のことができれば」。昨季は交流戦も既に終えた7月9日・ヤクルト戦(甲子園)でプロ初本塁打を記録。そこからわずか45試合の間に10本塁打まで到達し、1980年・岡田監督以来となる球団新人右打者での2桁本塁打を達成した。

 1年目の“ピーク”以上のものを前半戦に発揮すれば、球宴にも文句なしで選出されるはずだ。昨季は春季キャンプ前に右足の肉離れを発症して2軍キャンプスタート。開幕右翼の座こそつかんだが、思い描いていた通りにシーズンを迎えることはできなかった。

 リーグ優勝までに2度の2軍落ちも経験し、94試合に出場して打率・237、41打点。印象以上に数字がついてきておらず、「前半がダメで後半で上がってきた形」と分析した。「シーズン後半で頑張るよりかは、序盤から“チリツモ”(ちりも積もれば山となるの略)で結果を残していきたい」。打てなかった空白の期間をいかに埋めるかが飛躍の鍵を握る。

 プロの水にも慣れた今季は開幕までの道筋が鮮明。「開幕に(ピークを)持って行けるようにトレーニングを積んでいる」と12月は筋量を増やすことに注力し、1月から技術練習へと重きをシフト。「(開幕すれば)試せる期間もなかなかない。実戦形式の中で技術を落とし込みたい」と2度目のキャンプはアピールの場ではなく、オフの収穫を試す場として捉えた。

 「順調にいけば前半戦でいいスタートが切れる。今はやれると自分の中で予想しています」。“発射準備”は計画通り進行中。ロケットスタートで、チームを一気に“アレンパ”までけん引する。

 ◆森下 翔太(もりした・しょうた) 2000年8月14日生まれ、23歳。横浜市出身。182センチ、90キロ。右投げ右打ち。外野手。東海大相模、中大を経て2022年度ドラフト1位で阪神入団。新人だった23年はルーキーながら10本塁打。球団新人右打者では80年・岡田彰布以来、43年ぶりの2桁本塁打をマークした。

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