阪神・大竹 来季はサーフィン投法 大雨の中「脱力」&「視野の広さ」共通点を発見

 阪神の大竹耕太郎投手(28)が15日(日本時間16日)、優勝旅行先の米ハワイでサーフィンに挑戦したことを明かした。マウンドさばきとの共通点に「脱力」と「視野の広さ」を挙げた左腕。サーフィンから得た学びを生かしながら、来季はさらに“大きな波”に乗っていくつもりだ。

 ハワイの波に乗りながら、大竹は来季へのさらなる飛躍への鍵を体感していた。14日(日本時間15日)には結婚したばかりの愛妻とサーフィンに挑戦。悪戦苦闘しながらも新たな学びを得ていた。マウンドで堂々とした立ち姿を見せてきた大竹だが、波の上に立つことに共通点があると気付いた。

 その一つが「脱力」だ。サーフボードの上に立ち上がって波に乗る「テイクオフ」には脱力が肝心だと力を込めた。ただ、プロ野球選手の体は筋肉に覆われており「脱力が難しい」とも説明。オフには合気道トレなどユニークな練習を取り入れているが、脱力と合気道の関連を問われると「合気道は物と一体になるということがあるんですが(サーフィンも)サーフボードと一体になること」と一体感の必要性を挙げた。

 さらに「視界の捉え方」が重要だという。視野を広く遠く保たなければ、ボードにはうまく立てない。マウンドでも好調時には広い視野の中でキャッチャーミットを捉えるが、不調時は視野が狭くなり「ミットを点で捉えてしまう」。サーフィンもピッチングも「広く見られたら、どっちもうまくいきます」と「視野の広さ」こそが成功の秘訣(ひけつ)だと気付かされた。

 この日はサンテレビ「熱血タイガース党 ハワイでバケーショお~んスペシャル(来年1月5日午後7時55分~8時52分放送予定)」の収録に参加。才木とショッピングを楽しみ、ワイキキビーチ近くのラーメン店で舌鼓を打った。プライベートではダイヤモンドヘッドにも登頂予定。新婚旅行代わりという優勝旅行で新妻との大切な時間を過ごしている。

 サーフィンに挑戦中は「めっちゃ雨降ってました」と“大雨降太郎”は異国の地でも健在だった。今季チーム最多12勝を挙げて飛躍を遂げた左腕。真価が問われる来季は“大波乗太郎”となって、さらなる躍進を果たす。

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