阪神 球団3位タイの84勝 大山、岡田監督のゲキに応える決勝弾 西勇7回2安打0封で8勝目 岩崎が単独トップの34S
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「阪神タイガース2-0東京ヤクルトスワローズ」(26日、甲子園球場)
阪神が2006年以来となる球団史上3位タイのシーズン84勝目を挙げた。球団最長更新となる対ヤクルト戦9連勝も記録した。
両軍無安打無得点で迎えた四回、先頭の中野が160安打目となる二塁打でチャンスメーク。1死二塁から大山が高橋の直球を鮮やかに振り抜き、左翼スタンドへ突き刺す16号2ランで先制した。
11打席無安打の中、放った1本。前日の試合後には岡田監督から「練習の時から全然やろ、大山にしてもな、ひどいよ」と苦言を呈されており、そのゲキに応える豪快な一発にもなった。
先発の西勇は丁寧にコーナーを突き、六回2死まで無安打無失点の圧巻の投球。2死から塩見に初安打を許したもの、落ち着いて後続を絶ち得点を許さなかった。結局、7回2安打無失点、102球の好投で8勝目をマーク。連続無失点イニングも17に伸ばした。
2番手の桐敷も1回を三者凡退に抑える完璧な投球を披露した。九回は岩崎が締めて、リーグ単独トップの34セーブを挙げた。