阪神・岩崎 セ単独最多33セーブ目 「内容は悪かったけど、ゼロに抑えられてよかった」

 「阪神タイガース4-3読売ジャイアンツ」(20日、甲子園球場)

 淡々と仕事をこなした。優勝を決めても阪神・岩崎優投手(32)の姿勢は変わらない。守り抜いた1点。虎の守護神がリーグ単独トップとなる33セーブ目を手にし、試合を締めた。

 「内容は悪かったけど、ゼロに抑えられてよかった」

 1点リードの九回に5番手で登場。先頭の丸を中飛に打ち取ったが、続く増田大を四球で歩かせた。代打・北村拓には遊撃への内野安打を許して1死一、二塁。修羅場は何度もくぐってきた。一打同点の場面も表情を変えることはなかった。

 梶谷を低めの直球で見逃し三振。最後は代打・岸田を投ゴロに仕留め、シーズン最多となる巨人戦18勝目を呼び込んだ。

 優勝決定日の14日・同戦以来のマウンドで任務を遂行し、7試合連続となるセーブを記録。どんな状況でもストライクを投げ込める勝負度胸に、ボールのキレが安定した数字を残し、防御率は1・35を誇る。「私は普通に抑えていくだけです」と岩崎。初のタイトル獲得へ、目の前の打者を抑えるだけだ。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス