阪神が16安打9得点で大勝!佐藤輝がプロ初4安打でキャリアハイまであと1打点 ノイジー2打席連発で「バモス!」

 「広島東洋カープ3-9阪神タイガース」(16日、マツダスタジアム)

 11連勝が止まっていた阪神は16安打9得点と打線が爆発。連敗を阻止し、シーズン81勝目を挙げた。

 この日も佐藤輝の勢いが止まらない。初回、先頭・近本が初球を捉えて右前打を放つと、その後1死満塁の絶好機で佐藤輝が打席へ。初球内角チェンジアップを捉えて先制の右前2点適時打を放った。これで今季最長の4試合連続打点をマーク。なおも2死一、二塁では坂本が中前適時打を放ち、大竹に3点目を追加した。

 さらに五回1死一、二塁の好機でも佐藤輝は右前適時打を放った。これが今季83打点目。キャリアハイである昨季の84打点にあと「1」とした。なおも1死一、二塁ではノイジーが左越え7号3ランをマーク。7点の大量リードを奪った。

 佐藤輝は7-3の七回1死でも左前へポトリと落ちる安打をマーク。続くノイジーがバックスクリーン左へ、来日初の1試合2本塁打となる8号2ランを放ち、再び広島を突き放した。

 ヒーローインタビューでノイジーは「攻撃陣が1から9番までしっかりつないで、大竹投手も頑張ってくれた。勝てて嬉しいです」と誇らしげ。「1、2打席目に自分の仕事ができなかった。取り返すチャンスを得られて良かったです」と好機で凡退した悔しさを2打席連発に変えた。最後はチームの合言葉となっている「バモス!」と叫んだ。

 先発の大竹は5回3安打無失点で、巨人・戸郷に並ぶリーグ2位タイとなる11勝目を挙げた。広島戦は自身6連勝となり、73年に同7連勝した江夏豊以来50年ぶりだ。

 ただ、この日は今季最多の1試合4失策を記録。チーム失策数がリーグワーストの78失策となっただけに、ポストシーズンへ課題の克服が必要だ。

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