阪神はアレ疲れ?逆転負けで連勝は11でストップ 今月初黒星
「広島東洋カープ6-5阪神タイガース」(15日、マツダスタジアム)
18年ぶりのリーグ優勝を飾った岡田阪神は逆転負けで連勝が11でストップ。今月初黒星を喫した。
初回1死から中野が左前打で出塁。2死から大山が中前打でつないで一、三塁とした。5番・佐藤輝の右前適時打で先制。続く小野寺も右前適時打を放ち、幸先よく2点を先制した。
1点を追う展開となった五回は、1死一、二塁から大山が左前へ同点適時打。なおも1死一、二塁の好機で佐藤輝が一、二塁間を鋭く破るタイムリーを放ち、勝ち越した。
着実に得点を重ねていった阪神打線。同点となって迎えた七回には、2死一塁から小野寺が意地の一打を見せた。2番手・矢崎の直球を捉えると打球は右翼フェンスに直撃。一走・大山が一気に生還し、再び勝ち越しに成功した。
しかし、あと1本がでなかった。5-5の八回。先頭の小幡が放った打球を三塁・デビッドソンが後逸して出塁した。その後、1死三塁の好機をつくると、代打・ミエセスが登場。しかし、空振り三振に倒れると、続く中野も見逃し三振に抑えられて得点を奪うことができなかった。
プロ初登板となったドラフト2位・門別(東海大札幌)は3回を投げて6安打3失点。2点リードの三回からプロ初登板のマウンドに上がり、1イニング目に3失点を喫して逆転を許したが、その後は追加点を与えず。打線が試合をひっくり返し、球団高卒投手では初となるプロ初登板初勝利の可能性が浮上したが、六回に浜地が同点に追いつかれて勝利投手の権利は消滅した。
同点の八回には、4番手で加治屋が登板。安打と犠打に自らの暴投が絡んで1死三塁のピンチを背負った。ここで代打・松山に中前適時打を許し、勝ち越された。
九回には栗林を攻め、無死一、三塁の好機を整えたが、佐藤輝が空振り三振、大山の盗塁失敗で2死三塁となり、小野寺が空振り三振に倒れて無得点。連勝は11で止まった。
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