阪神 3試合連続で先発投手が5回降板の異常事態 西純は制球定まらず5回4失点108球 六回に馬場が同点被弾

 5回、西川に適時二塁打を許し、悔しがる西純(撮影・高部洋祐)
 5回、会沢に適時打を許し、汗をぬぐう西純(撮影・高部洋祐)
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 「広島東洋カープ-阪神タイガース」(15日、マツダスタジアム)

 阪神の先発を務めた西純矢投手が5回4失点で、勝利投手の権利を手にしたが、六回に2番手の馬場がデビッドソンに同点ソロを被弾。3試合連続で先発投手が5回で降板する異常事態となった。

 12日・ヤクルト戦(京セラ)で青柳が5回で94球を投げて3失点で降板。13日・ヤクルト戦(京セラ)では伊藤将が5回81球、3失点で降板していた。3試合連続で先発投手が5回でマウンドを降りることになり、またも継投策を余儀なくされた。

 西純は2-0の初回、1死から四球の走者を一塁に置いて、小園に同点2ランを右翼席に運ばれた。5-2の六回には2死三塁から西川に適時二塁打を許すと、代打・会沢に中前に落ちる適時打を浴びて1点差に迫られた。

 試合前まで今季の広島戦は3試合(救援1試合)に登板して0勝2敗、防御率6・97と苦手にしていた。雪辱を期した一戦でも5回で108球を投げて6安打5奪三振。3四死球と制球に苦しんだ。

 5-4の六回から西純の後を受けてマウンドに上がった馬場は、先頭のデビッドソンにカウント0-1から投じた2球目、140キロのカットボールを右翼席に運ばれた。馬場は11、12日のヤクルト戦で救援登板し、2連勝を飾っていたが、さらに1死から田中、菊池に連続四球を与えたところで降板。岡田監督も我慢の限界とばかりにベンチを出て島本を告げた。

 ここでマツダスタジアムは雨脚が強まり、試合は中断した。

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