「異例」の球宴“史上初” 阪神・村上ファン投票選出、投票ノミネートに名前がない選手が1位の快挙
「マイナビオールスターゲーム2023」(7月19日・バンテリンドームナゴヤ、同20日・マツダスタジアム)
ファン投票の最終結果が28日、発表され、セ・リーグ全部門で阪神勢がトップに立った。
先発投手部門では、ファン投票ノミネートに名前がなかった村上が、28万1990票を集めた。ファン投票では郵送、ネット投票とも、ポジションごとに選手をノミネート。投手部門では各球団、先発3人、中継ぎと抑えが1人ずつが投票用紙に記載されているが、阪神の先発部門は西勇、青柳、才木の3人だった。
マークシート形式の公式投票用紙は1990年から採用(ウェブ投票は1996年から)。ノミネート選手以外の投票も可能だが、球団名、守備位置、背番号をマークする必要があり、例年はノミネート選手が上位に来る傾向が強い。NPBの記録に残る2000年以降では初で、関係者は「異例と言えば異例」と驚く。改めて村上の注目度を表す結果になった。
ファン投票結果は以下の通り。
▽セ・リーグ
【先発投手】阪神・村上頌樹
【中継ぎ投手】阪神・岩崎優
【抑え投手】阪神・湯浅京己
【捕手】阪神・梅野隆太郎
【一塁手】阪神・大山悠輔
【二塁手】阪神・中野拓夢
【三塁手】阪神・佐藤輝明
【遊撃手】阪神・木浪 聖也
【外野手】阪神・近本光司、広島・秋山翔吾、阪神・シェルドン・ノイジー
また、選手間投票が今月30日、監督推薦は7月5日に発表され、プラスワン投票も含めて最終的には7月14日に、出場選手31人が出そろうことになる。
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