阪神・岡田監督 不振のノイジーに限界?「もう俺も辛抱できひんからな」「何十回目よ、おん」一問一答

 ベンチで厳しい表情を見せる岡田監督(撮影・高部洋祐)
 試合後、ひとりベンチに残り苦悩するノイジー(撮影・高部洋祐)
 5回、二ゴロに倒れて肩を落とすノイジー(撮影・立川洋一郎)
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 「楽天4-1阪神」(6日、楽天モバイルパーク)

 阪神が4試合ぶりの黒星を喫した。

 先発の村上は8回4失点で2敗目。打線は6安打で1得点に終わった。

 5日・ロッテ戦(甲子園)では今季最長5時間7分の死闘でドロー。この日午前に空路で仙台に移動し、疲労を考慮して屋外での打撃練習を行わずコンディション調整に努めたが、勝利にはつながらなかった。

 試合後、岡田監督の一問一答は以下。

-村上の状態は悪くないようにみえたが

「悪うないよ、別に。なんでよ。完投させてんのに、何も悪うないやんか。そんなん」

-昨日は5時間7分の長い試合だっただけに村上は価値ある投球だった

「いや、昨日は関係ないやんか。村上はあれぐらいは投げれる、ということやろ。そんなんお前。才木でも一緒やんかお前。(DH制で)打順回ってけえへんのやから、そんなん。別にお前、勝ってたら、そらブルペン投げさせているよ、お前」

-いい形で先制点が入って

「いやいや、もう。だから今日なんかも、ちょうどええなあ、そら、ちゃんとストライクを打つ人間ともうボールを打ってる人間と。もう俺も辛抱できひんからな。はっきりいうてな。まあ、最後でもそうやんか。ちょうど、明日、明後日また松井投げるかも分からんけど、な。ちゃんとストライク打ってるのは前へ飛ぶんやから。そういうことやろ。それが分からんかったらちょっとしんどいわな」

-初回のノイジーも全部ボール球で三振。(ノイジーは6月の打率・050と不振)

「(ふふふ)立っといたら全部フォアボールやんか。そんなんお前、何十回目よ。おん」

-コンディション的にも

「そんなん関係ないよ。そんなん関係ないやんか。そんなんコンディション良かったらみんな勝てるんか?そんなん関係あらへん。周りがそう思てるだけでお前、試合はお前、勝つと思てやってるわけやから、そんなもん」

-前川に初ヒットが出た。

「まあ、出そうやったからのお。1打席目もなあ、おーん」

-よく振れているか。

「いや、だから振れてるとか、振れてないんじゃなしに、やっぱり最初なあ、低めのボールを振って、あないして三振3つもして、それがだんだん低めを振らんようになる、ストライクゾーンをちゃんとしっかりスイングできたらやっぱりいい結果出るやんか。そういうことやんか。それをね、同じことの繰り返しをやってるから、ずっーと打てへんいうことやんか。はっきり見とったら分かるやんか」

-前川は打席を重ねていく中でしっかりと成長

「いやいや、そら成長してんちゃう。だから。うん」

-やるべきことをやっての1本が出た

「いや、そら、もう徐々に1軍のピッチャーに慣れてな。で、やっぱり2軍よりも低めの変化球がすごいのを、そら直に感じてな、それを最初振ってたけど、それがだんだん振らんようになったら、ピッチャーもストライクゾーンに投げてこなあかんわけやんか。それで、ね、その球を仕留められるようになったら、そら、な、段々成長している過程と思うよ」

-上がってきた時よりもリラックスしているようにも見える

「いやいや、そうでもないで。そんなん、ヒット1本打ちたいいう気持ちはずっと一緒と思うよ。でも、リラックスいうのはバッターボックスで、ボールをな、ボール球を見送れる余裕ができたいうことやろな。そういうふうに見えるいうことはな。そら、な、1ボール2ストライクになるのと2ボール1ストライクになってピッチャーのボールも違うし、次の投げてくるな、4球目が違う訳やんか。やっぱりストライクゾーンになげなアカンってなってくると、やっぱり自分のスイングできて、なあ、いい結果出るいうことやん。そんなん」

-自分でカウントをうまくつくって

「そうそうそう。そんなん、ミーティングでもう皆に何回も言うてるんやけどな。それはできるもんと、でけへんものの違いやわな。それはもう数字にきっちり表れてるやんか。数字っていうか確率がな。確率言うのは打率やんか。率な訳やからさ。打点とかホームランとか減れへんけど。そういうことやんな」

-今後打順をいじったりする可能性は

「そんなこと言われへんよ。今の段階では言われへんけど」

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