阪神新助っ人ノイジーは打点ハンター 趣味は狩猟!今岡の「7」で「147」ロックオン

 背番号「7」を背負い、阪神での活躍を誓うノイジー(撮影・山口登)
 打撃練習するノイジー
 打撃練習するノイジー(撮影・北村雅宏)
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 阪神の新外国人、シェルドン・ノイジー外野手(28)=前アスレチックス傘下3A=が28日、西宮市内で入団会見を行った。球団助っ人史上初めて背番号「7」を担う正左翼手の大本命。今岡真訪1軍打撃コーチ(48)が同じ「7」を背負いたたき出した、球団記録147打点を目指すことを宣言した。

 待望の3番候補は笑いも取れるナイスガイや!!正左翼手として期待がかかるノイジー。内野もこなせるとあって得意なポジションを聞かれると、「打者です!!」とアメリカンジョークを飛ばした。

 元阪神で駐米スカウトとなったサンズから、日本野球のイロハを教わった上で来日を迎えた。「アメリカの春キャンプとは(練習量が)違うぞ。日本はリスペクトがあるところだ」-。先輩から授かった金言に「生かせると思うので助かってます。アドバイスに従って頑張っていきたい」と気合を込めた。

 岡田監督からは大山、佐藤輝につなぐ3番を期待されており、「しっかり強い打球を打って、打点を挙げることができればうれしい。1試合でも多くチームの勝利に貢献できれば」。得点力を求められていることは十分に理解している。

 中心選手の証しともいえる『7』を、球団助っ人史上初めて背負うことには、「本当に光栄」と誇らしげ。米マイナーでは通算517試合で323打点を積み上げた。具体的な目標数字を自ら挙げることはなかったが、同じ背番号だった今岡コーチの147打点を伝え聞くと、「そのような結果を残していきたい」と力強く言い切った。

 会見後は甲子園室内練習場へ直行。打撃練習で快音を15分間響かせ続けた。米国では内野を守ることが多かったが、左翼への準備も万全。キャッチボールはしっかりと外野用グラブでこなした。

 アメリカでは趣味の狩猟で、鹿狩りを楽しんでいたという。日本では虎の鋭い牙で好機に狙いを定め、“得点ハンティング”でファンを沸かせる。

 ◆シェルドン・ノイジー(Sheldon Lynn Neuse)1994年12月10日生まれ、28歳。米国テキサス州出身。183センチ、105キロ。オクラホマ大から16年度メジャードラフト2巡目(全体58位)でナショナルズから指名され契約。マイナーを経て17年にアスレチックス移籍、19年8月にメジャー初出場。21年はドジャース、22年はアスレチックスでプレー。

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