阪神・秋山復活のケツトレ 右膝負担軽減へ練習前みっちりお尻中心エクササイズ

 キャッチボールする秋山(撮影・北村雅宏)
 充実した練習で笑みがこぼれる秋山(撮影・北村雅宏)
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 復活へケツ意!!阪神・秋山拓巳投手(31)が13日、京都府内のグラウンドで自主トレを公開した。9年連続で合同練習を行っているオリックスの平野佳や、比嘉、西武の増田、宮川とともに約4時間汗を流した。古傷である右膝の負担軽減などを目的に、お尻を中心としたエクササイズに取り組んでいることを明かし、大リーグ移籍が決まった後輩・藤浪にはエールを送った。

 和やかな表情に、今季への期待感が高まる。キャッチボールなどで汗を流した秋山は、挑戦中の新たな取り組みを明かした。

 「ずっと膝のことをやってきていましたけど、他の部分も動けば膝の負担も減るんじゃないかということで、いろんなことをやっています。お尻が利く(うまく機能させる)動きを覚えたりとか」

 昨季は古傷である右膝痛が再発し、登板5試合で1勝に終わった。膝の負担軽減へ、お尻や股関節に効果のあるエクササイズを導入。「右の外側が特に効きづらくて、膝が伸びなかったり投球のブレにつながっていたので」と、練習前に約1時間、みっちりとお尻と“向き合う”。春季キャンプやシーズン中も継続するつもりだ。

 刺激になる出来事もあった。藤浪がアスレチックスと合意。同じ高卒入団の投手である後輩なだけに「入団してすぐ活躍して、そこからだいぶ苦しんでましたし。僕も苦しんでたつもりなんで、ある程度の気持ちは分かるし。ただ、超スターなんで、その苦しみは僕の比じゃないと思う」と振り返った。

 この日の練習では、藤浪が昨季に達成した通算1000奪三振の記念Tシャツを着用。日頃から大リーグの中継をチェックしているといい「(エンゼルス)大谷くんと同じ地区やし、朝の楽しみができた。応援したい」とエールを送った。

 自身は「最多勝争いに入れるように」と改めて宣言。復活を期す今季へ、万全の準備を整える。

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