阪神から育成ドラフト１位で指名された野口恭佑外野手（２２）＝九産大＝が７日、福岡市内のホテルで入団交渉に臨み、支度金２００万円、年俸３００万円で仮契約を結んだ（金額は推定）。

　「仮契約終わってようやくスタートラインに立てたっていうのと、これから皆さんに応援されるような選手になっていけるようにまずは支配下を第１目標にして頑張ろうと気が引き締まった感じです」と心境を明かした。

　アピールポイントには打撃を挙げ、「持ち味はミートしながら長打を打てる。今後そういうタイプを目指しています」と語った。

　現在はバットを強く振ることを意識して練習。「自分が頑張ることで喜んでもらえると思うから、結果を出していきたい」と家族への恩返しも誓った。