阪神・岡田彰布監督（６４）が２８日、サンテレビの「熱血！タイガース党」に生出演し、先発ローテーション、リリーフ陣、打順など来季構想を改めて語った。

　先発陣の柱である青柳には「全然、心配してない」と全幅の信頼を寄せ、「２桁（勝利）は３人欲しいね。（伊藤将以外に）左がいるに越したことはないけど、右の方が力があればね」と高いレベルでのローテ争いを期待した。

　リリーフ陣の陣容については岩崎をセットアッパーに戻すことを明言した上で、「（今季はリリーフ陣で）借金が１０あるよね。盤石じゃないでしょう」とし、「ピッチャーは何人いてもいいんでね。ケラーともう一人、（外国人を）獲るかも。そのへんの兼ね合いで考えていきたいです」と述べた。

　クリーンアップ固定を明言している大山、佐藤輝のどちらかに４番を任せるとしつつ、「まだ決めていない。２番、３番の兼ね合いもあるしね」と打線全体のバランスを考慮する意向を明かした。また「二遊間は１００試合以上、コンビを固定したい。小幡はみんな評価がいいんでね」と遊撃の有力候補の一人としてこれまで同様、小幡の名前を挙げた。

　２４日の秋季練習初日から指導を開始したばかり。指揮官は「そりゃ疲れてますよ。ずっと立っているとふくらはぎが張るなぁ。ユニホームを着ると引き締まるしね」と充実の日々を振り返っていた。