阪神 初戦完敗で突破率3・4%に 西勇が4回5失点の乱調 佐藤輝は3三振

 7回、空振り三振に倒れた佐藤輝(左)=撮影・棚橋慶太
 8回、本塁でタッチアウトになるマルテ(撮影・堀内翔)
 ベンチで頭を悩ます矢野監督(撮影・飯室逸平)
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 「セCSファイナルS・第1戦、ヤクルト7-1阪神」(12日、神宮球場)

 CSファーストSでDeNAを撃破し、レギュラーシーズン3位からの下克上を狙う阪神が、リーグ連覇のヤクルトに先勝を許した。アドバンテージを含めてヤクルトの2勝0敗となった。

 CSとなった2007年以降、過去29度のセ・パ両リーグのファイナルSでシーズン1位以外の球団が初戦黒星から突破した例は17年のDeNAのみ。突破率3・4%とデータ上は矢野阪神にとって非常に厳しい黒星発進となった。

 先発の西勇は4回を5安打5失点と試合をつくれず、80球で降板。初回、2死から連続四球で一、二塁とし、オスナに左越え3ランを被弾し、先制を許した。二回は2死三塁から山崎に中前適時打、三回にもサンタナの犠飛で加点された。

 五回は2番手・ケラーが三者凡退に抑えたが、六回に3番手・加治屋がサンタナに中越え2ランを浴びた。

 打線はヤクルト先発の小川攻略に手こずった。0-5の六回、2死三塁から島田の中前適時打でようやく1点を返した。

 初回は1死から島田の左前打の後、続く近本が初球を二ゴロ併殺打で先制機を逃した。0-3の二回は先頭の大山が左線二塁打で出塁したが、原口、佐藤輝、糸原が凡退。0-4の三回は1死から9番・西勇が左前打を放ったが、続く中野が三ゴロ併殺打に打ち取られた。

 1-7の八回は先頭の代打・マルテが左線二塁打でチャンスメーク。2死二塁から近本の左前打で本塁に突入した二走・マルテが憤死し、加点できなかった。6番起用の佐藤輝は3三振だった。

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