阪神・青柳 NPB史上初の2年連続最多勝、最高勝率 球団3人目の投手3冠
阪神・青柳晃洋投手(28)の投手3冠(最多勝、最高勝率、最優秀防御率)のタイトルが3日、確定した。新型コロナウイルス感染による影響で出遅れたが、昨季に続く自己最多の13勝、勝率・765、防御率2・05と圧巻の成績を残した。
2年連続最多勝、最高勝率のタイトル獲得はNPB史上初。投手3冠は球団では1944年・若林忠志、03年・井川慶以来3人目の快挙達成となった。
レギュラーシーズン最終登板となった9月27日・ヤクルト戦(神宮)で自身8試合ぶりの白星を挙げた際は「本当に苦しかったですね」とエースとしての苦悩も語っていたが、青柳の“奮投”ぶりがあったからこそ、チームはCS進出の切符をたぐり寄せることができたと言っても過言では無い。