阪神・高寺 ウエスタン安打数2位、盗塁3位も「目標は1軍で活躍」

 2安打1打点の活躍でアピールした高寺
 6回、右前打を放つ高寺(撮影・北村雅宏)
 同点の八回に勝ち越し&決勝の左中間2点適時三塁打を放つ高寺
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 「ウエスタン、中日3-8阪神」(7日、ナゴヤ球場)

 未来のリードオフマン候補が躍動した。阪神・高寺望夢内野手(19)が適時三塁打を含む2安打1打点。酷暑の名古屋で2試合連続となる安打&打点と存在感を放ち、ウエスタン・リーグの安打数でオリックス・来田を抜き単独2位に浮上した。

 広角に打ち分ける技術がキラリと光った。五回は先頭で右前打をマーク。七回1死二塁の打席では直前に投手が交代。それでも、左腕の岡田から「ファウルにせずしっかり捉えられた」と初球をはじき返し、右中間への適時三塁打で勝負強さをみせた。

 左腕を苦にしないのも期待が高い理由の一つだ。平田2軍監督は「左対左で投手を代えられて、あれを一発で仕留めるところに高寺の成長を感じるよね」と評価。この日で78安打となり、86安打でトップの井上とは8本差となった。

 高寺自身は「あくまで目標は1軍で活躍すること」と意識はしないが「一本、一本積み重ねていければ」とさらなる安打増産に意欲。2軍戦は残り15試合。13個で同リーグ3位の盗塁数も含め、数字でも成長を示していく。

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