阪神・矢野監督「近本やったら取らなあかんよね」記録に表れない守備のミスに苦言

 9回、ベンチでさえない表情の矢野監督
 9回、左邪飛に倒れゲームセット。巨人に敗れ、整列する近本(中央)=撮影・北村雅宏
 6回、遊ゴロに倒れた近本(撮影・北村雅宏)
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 「阪神1-7巨人」(3日、甲子園球場)

 阪神は4安打1得点に終わり、3連勝がストップ。4位・広島、5位・巨人に3ゲーム差に迫られた。試合後の矢野監督の一問一答は以下の通り。

 -藤浪は6回5安打3失点。ピッチングはどう見たか。

 「うーん、調子自体はね、最近のいい状態を保ってるような状態だったかなと思ってます」

 -五回はアンラッキーな守備もあって、粘りきれなかった部分もあるか。

 「うーん、あの1点はね、ちょっと責めることはできないけど。(六回に奪われた)もう1点をね、四球だったり、暴投だったりになっちゃったんで、あの1点はちょっともったいなかったかな」

 -五回は近本が吉川の中飛に見えた打球を三塁打にしてしまった。

 「うん、もちろん近本やったら取らなあかんよね」

 -六回無死一塁でボールを握り損ねて併殺を奪えなかった佐藤輝の三塁守備も。

 「うん。もちろん。そこもそうやね」

 -その2点ですよね。

 「うん、それはね。まだまだ成長していかなあかんとこやし。『今日やったから、しゃーないわ』というふうに済ませるつもりはもちろんないんで。それをテル(佐藤輝)自身も捕れるようになっていかないとだめだし。チームの課題として球際っていうのはずっとあるんで。そこらへんはしっかりやっていきます」

 -2番手・アルカンタラは本来の投球ではなかった。

 「本来というかね、最近ちょっとタラちゃん(アルカンタラ)らしいボールはいってないんで、いったん抹消しようかなと思います」

 -マルテの一塁守備の動きは確認できた。

 「守りを見れたというか上に上げる以上、守らせるつもりでいるんで」

 -明日の今季最後の甲子園での巨人戦は勝ちたい。

 「もちろんそう思っているし、きょうもファンの人には残念な思いをさせてしまったので。明日、最後の巨人戦、甲子園ということで全員で戦います」

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