阪神拙攻に泣く ドラ1森木は援護なくプロ初黒星 5月以来の月間負け越し

 6回、阿部に2点適時打を許した森木。後方は沸き上がる中日ナイン(撮影・田中太一)
 選手交代のためベンチを出る矢野監督(撮影・飯室逸平)
 6回、大山は併殺に倒れベンチに戻る(撮影・山口登)
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 「中日4-1阪神」(28日、バンテリンドーム)

 阪神は打線がつながりを欠き、10残塁の拙攻で2カード連続負け越しとなった。球団ワースト今季24度目の零封負けを免れるのがやっと。長期ロードに出ていた8月は10勝14敗となり、2試合を残して5月以来の月間負け越しが決まった。

 プロ初登板初先発したドラフト1位・森木は6回を4安打3失点で敗戦投手。球団史上初となる高卒新人の初登板初勝利はならなかった。

 森木は初回1死から大島に中前へ初安打を許したが、後続を打ち取り、無失点で切り抜けた。二回から五回までは4イニング連続の三者凡退でスコアボードに「0」を並べた。

 0-0のまま迎えた六回に崩れた。先頭のレビーラに中前打で初回以来の出塁を許した。犠打と内野ゴロで2死三塁から1番・岡林に右前適時打でプロ初失点を喫した。さらに2死一、二塁から3番・阿部に右越えに2点適時二塁打を浴びた。

 直球は立ち上がりから降板する六回まで150キロ台を計測していたが、走者を背負った場面で踏ん張り切れなかった。七回の攻撃で代打を送られ、6回91球で交代となった。

 打線は森木を全く援護できなかった。相手先発の柳には六回まで4安打無得点に抑えられた。四回は先頭の佐藤輝と大山の連打で無死一、二塁としたが、ロハス、木浪、坂本が3者連続三振で先制機を逸した。六回も先頭の佐藤輝が右前打で出塁したが、続く大山が遊ゴロ併殺打に倒れた。九回に先頭ロハスの二塁打を足がかりに原口の犠飛で1点を返したが、反撃が遅かった。

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