阪神・藤浪が7回を5安打1失点で今季2勝目 昨年4月以来の自身2戦2連勝

 7回、三好を三振に仕留め、雄叫びをあげる藤浪(撮影・田中太一)
 3回、併殺でピンチを切り抜けガッツポーズする藤浪(撮影・飯室逸平)
 気迫の投球を見せる藤浪(撮影・飯室逸平)
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 「中日1-5阪神」(27日、バンテリンドーム)

 阪神・藤浪晋太郎投手が7回5安打1失点で今季2勝目を挙げた。試合後は「今シーズンは開幕からなかなか勝てなくて」と振り返りつつ、その間もファンからの声援を励みになったことを明かし「少しでも応えられてよかったです」と頬を緩めた。

 チームから幸先良く3点の援護をもらった初回。1死から大島に左翼線へ二塁打を浴びると、続く阿部は外角低めへズバリと決まる直球で見逃し三振に斬ったが、4番・ビシエドにはフルカウントから四球を与えて2死一、二塁とピンチを招いた。それでも続く溝脇を1球で左飛に打ち取り、無失点で立ち上がった。

 3-0の三回には安打と四球などで1死一、二塁と再びピンチを作ると、阿部に中前適時打を浴びて1点を返された。それでも許したのは、この1点のみ。四回以降は相手打線を2安打に封じ、スコアボードにゼロを並べ続けた。

 4-1の八回1死満塁の好機で打席が回り、代打・原口を送られて7回101球で降板。最速は157キロを計測し、7奪三振をマークした。

 前回20日・巨人戦(東京ド)で今季初勝利を挙げた右腕。自身2戦2連勝となれば、昨年4月9日・DeNA戦、同16日・ヤクルト戦以来となる。

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