阪神がG3連倒で4連勝!コロナ禍ショック払拭で5割復帰に王手!佐藤輝バット飛ばしから決勝打

 「巨人1-6阪神」(21日、東京ドーム)

 阪神が巨人に対して同一カード3連勝。1シーズン2度目の敵地スイープとなり、1952年のフランチャイズ制以降では2007年以来、2度目となった。

 試合開始すぐに、珍しいシーンがあった。初回1死一、三塁の好機で、シューメーカーの投じた2球目に佐藤輝が空振りした後、バットがすっぽ抜けて一塁内野席にスタンドイン。その後、カウント1-2から右腕のスプリットをうまく拾い、左翼線にポトリと落ちる先制打となった。

 自己最長を更新する5試合連続打点となり、これで70打点に到達。生え抜き2年目以内でのシーズン70打点到達は、左打者では球団史上初だ。「追い込まれていたので、なんとか食らいついていく気持ちでした。いい所に落ちてくれましたし、まずは先制することができてよかったです」と安ど感がにじんだ。

 2018年以来、4年ぶりに伝統の一戦で先発した才木は、尻上がりに調子を上げていった。立ち上がりは制球がばらつく場面が目立つも、要所は締める投球。三回は計8球、四回は計6球で三者凡退に仕留めるなど、勢いのある直球をバンバン投げ込んで、巨人打線を手玉に取る。

 4点リードの七回先頭・岡本和にホームランを打たれたものの、6回1/3を4安打1失点と好投。「立ち上がりは少しバタバタとしてしまいましたが、3回以降はうまく修正しながら、落ち着いて投げることができたと思います」と振り返った。プロ初勝利した18年5月27日(甲子園)以来、1547日ぶりに巨人から白星を挙げた。

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