阪神 中野とウィルカーソン陽性、糸井は感染疑いで抹消 江越、山本、原口が昇格

 (左から)中野、ウィルカーソン、糸井
 守備練習をする江越(撮影・堀内翔)
 5回、左越えにソロを放つ原口(撮影・吉澤敬太)
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 逆転Vを狙う虎に衝撃が走った。阪神は9日、アーロン・ウィルカーソン投手(33)と中野拓夢内野手(26)が新型コロナウイルス「陽性」と判定されたと発表した。ウィルカーソンは発熱、頭痛、喉の痛みの症状があり、現在は自主隔離している。今後は医療機関、管轄の保健所の指示に従い、対応する。

 8日には熊谷敬宥内野手(26)が陽性となっており、中野と熊谷はこの日、「特例2022」により、出場選手登録を抹消された。

 また糸井嘉男外野手(41)は8日に1軍の監督、コーチ、選手、スタッフを対象に検査機関によるスクリーニング検査を実施した結果、新型コロナウイルスの感染が疑われる数値が検知され、NPBの「感染拡大防止特例2022」により、出場選手登録を抹消された。今後、医療機関を受診する予定という。

 プロ2年目の中野は1番に定着し、ここまで103試合に出場。打率・272、4本塁打、20打点、17盗塁をマークしている。

 3人に代わり、江越大賀外野手(29)、原口文仁内野手(30)、山本泰寛内野手(28)が「特例2022」の代替指名選手として登録された。

 原口と山本はこの日、10時半試合開始のウエスタン・オリックス戦(京セラ)にそれぞれ先発出場し、急きょ横浜に移動した。

 コロナ感染から実戦復帰した山本は3打数1安打、原口は3打数2安打2ホーマーと大暴れしていた。

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