阪神 首位・ヤクルトに8・5ゲーム差!乱打戦制し、広島戦今季初のカード勝ち越し

 勝利を喜ぶ島田ら阪神ナイン(撮影・飯室逸平)
 9回を三者凡退で締めたケラー(中央)はナインと喜び合う
 8回、犠飛を放つ佐藤輝(撮影・田中太一)
3枚

 「広島5-7阪神」(7日、マツダスタジアム)

 阪神が乱打戦を制し、今季初の広島戦カード勝ち越し。首位・ヤクルトが敗れ、最大17ゲームあった差は8・5ゲームまで縮まった。

 先制点を奪取し、その後、相手に逆転を許しても反攻に転じる。同点の八回、島田の勝ち越し打が出た瞬間、ベンチのムードは一気に明るくなっていた。

 1死二塁で迎えた第4打席だった。カウント2-1から森浦が投じた144キロ直球を強振。打球は左中間を破る適時二塁打となり、勝ち越しに成功。さらに佐藤輝の中犠飛も飛び出し、マツダスタジアムの虎党は歓喜した。

 インパクトがあったのはロドリゲス、ロハスの2者連続本塁打だ。初のアベック弾、まずはロドリゲスがアーチを架ける。3点を追う五回2死一塁。遠藤が初球に投じた120キロスライダーが甘く入り、ロドリゲスがこれを逃さない。完璧に仕留めた打球は中堅左へ突き刺さる2号2ランとなった。

 この一発に負けじと、ロハスも魅せた。1ストライクから遠藤が内角低めに投じた137キロ直球を強振。2日前も大瀬良から本塁打を放った助っ人が、右翼席にたたき込む6号ソロで同点とした。

 先発のガンケルは大誤算。4回10安打5失点で降板した。2-0の二回1死二、三塁から投手・遠藤に中前へ同点打を許すと、三回は秋山に左翼席へ4号ソロ、西川にも左翼席へ6号ソロを被弾。2-4の四回も菊池涼に左前適時打を浴びた。

 だがその後はリリーフ陣が“奮投”を続け、スコアボードに「0」を並べた。最終回はケラーが3人で締めて、来日初セーブを挙げた。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス