阪神・佐藤輝 球宴へ3つの宣言 朗希にリベンジ!2年連続弾!村上から極意学ぶ

 阪神・佐藤輝明内野手(23)が25日、デイリースポーツのインタビューに応じ、球宴でロッテ・佐々木朗希投手(20)にリベンジすると誓った。自身の打撃については「進化中」と表現した若き大砲は、昨年のホームランダービーで対決した西武・山川穂高内野手(30)やヤクルト・村上宗隆内野手(22)から本塁打の極意を学び、スラッガー道を歩んでいく。

  ◇  ◇

 -今年の球宴では、どんなパフォーマンスを見せたいか。

 「いつも通りにホームランを打てるように頑張ろうと思っています。ホームランとタイムリー!!」

 -昨年の球宴で一番印象に残ったことは?

 「(オリックス・宮城から)ホームランを打てたことはすごいうれしかった。でも、その他は全然ダメだったんですけど」

 -球宴で改めて対戦してみたい投手は。

 「佐々木朗希投手にリベンジを果たせるように頑張ります」

 -球宴で昨年はホームランダービーに出たが、打ち疲れるしんどさなどは感じた?

 「そうですね。去年のホームランダービーはちょっと苦い思い出でした。難しいなと実感しました」

 -昨年、佐藤輝が4発で相手の山川が9発。山川のすごさは。

 「やっぱり本当にホームランバッター。ああいうことができるようにやっていかないといけないのかなとは思っていますね」

 -球宴で、自分以外の選手のここに注目していることは。

 「こういうプレーに注目したい…、何ですかね~、湯浅が三振を奪うところを僕は楽しみにしています」

 -チームメートから見ても湯浅はすごい?

 「真っすぐも速いし、あのフォークはすごくいい球だなと守っていても思う。低めに行くし、なかなか打つのは難しい。対戦したくないです。味方で良かったです(笑)」

 -コロナで大変な中、テレビで見るファンも多いと思うが。

 「オールスターを楽しみにしてくれるプロ野球ファンの方々もたくさんいると思う。テレビ越しにいいプレーを見せて楽しんでもらいたいですね」

 -今年は超満員のファンの声援が後押しになっている?

 「声援を送ってもらえるのはすごいありがたい。実際プレーしていても後押ししてくれるというか、少なからずプレーに影響しているのはあります」

 -今年は4番として状況に応じた打撃も増えていると思うが。

 「そういう面も少しはある。基本的にはホームランを打ちたいなというのがあるので進化中です(笑)」

 -1歳下のヤクルト・村上のすごさは?

 「やっぱり勝負強いなというのはすごく思いますし、本当に今は日本で一番のバッターだと思います。いろいろ聞いてみたい」

 -村上は逆方向に本塁打を打てる打者。

 「反対方向にもしっかり放り込む数が多いし。そこも含めて、聞けるチャンスがあったら聞いてみたい」

 ◆佐藤輝VS佐々木朗 両者の初対決は21年5月27日の交流戦。甲子園で対戦し、佐藤輝が二回に交流戦初打点となるタイムリーを放つなど2打数1安打1打点で1四球。一方、今年は5月27日の交流戦(ゾゾ)で対決。佐藤輝が3打数無安打2三振と抑えられた。通算対戦は5打数1安打1打点で打率・200。

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