阪神がついに借金完済!56年ぶりの歴史的V字回復 NPB史上最低勝率から2位タイ&5割ターン

 4回、先制犠飛を放つ大山(撮影・田中太一)
 4回、ガンケルは大和を打ち取る(撮影・山口登)
 7回、三者連続三振に仕留める浜地(撮影・田中太一)
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 「阪神1-0DeNA」(24日、甲子園球場)

 阪神が完封でDeNAを下し、同一カード3連勝。今季初めて勝率5割に到達し、最大「16」あった借金を完済して前半戦を2位タイでターンした。

 試合は先発のガンケルが粘りの投球。初回こそ三者凡退で立ち上がったものの、二回から五回まで毎回先頭打者を出す苦しい展開だった。それでも丁寧にボールを低めに集めて決定打を許さず、6回無失点で役割を果たすと、七回を浜地、八回を湯浅、そして九回は守護神の岩崎が締めた。

 打線は四回に大山の犠飛で先制。「最低限の仕事はできた」と語った主砲は、慣れない左翼守備でも猛チャージをかけて二塁走者のホーム突入を踏みとどまらせるなど、光るプレーを見せた。

 阪神の球団史上、借金15以上からの勝率5割到達は今回で2例目。前回は1966年8月16日の借金19から10月7日に5割へ到達した。最終的に借金2、3位でシーズンを終えた。

 今季は4月14日にNPB史上最低勝率・063を記録。翌15日・巨人戦からこの日のDeNA戦までの76試合で勝率5割とした。

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