阪神・ロハス 仲間に感謝弾 ダメ押し4号ソロ 岩崎らが激励「ホームラン打てる」
「阪神3-0巨人」(14日、甲子園球場)
久々の好感触に阪神のメル・ロハス・ジュニア外野手(32)は跳びはねるように駆けだした。2-0の七回先頭、シューメーカーのスライダーを振り抜き、右翼席へ放り込んだ。4月22日・ヤクルト戦(神宮)以来の4号ソロは仲間へ感謝の一発だ。
「今日はホームランを打とうと思って打席に入ったので良かったよ。チームメートたちのためにも打つことができてうれしいよ」
前日はロッカーで岩崎、梅野と3人で韓国時代のホームラン集を観賞。「このスイングをしたらホームランになる」と助言をもらった。糸井もロドリゲスの話題で盛り上がる中、「お前もパワーがあるから絶対打てる」と励ましてくれた。3人の言葉に背中を押され自信を取り戻した。
10試合ぶりスタメン出場した12日は1安打こそ記録したが、好機で併殺に倒れるなど精彩を欠いた。この日も1-0の四回無死一塁でフルカウントから見逃しての三振ゲッツー。「ふがいない打席があったので取り返したいという気持ちだった」とバットで意地を示した。
一塁手のマルテと大山が1軍に不在。試合前練習ではファーストミットをはめ、首脳陣を驚かせた。「いろんな場所でチャンスを見つけてやりたい」とロハス。貪欲な姿勢で生き残りを狙う。
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