阪神・佐藤輝 別当、岡田以来の快挙!新人年から2年連続50打点 左打者では球団初
「阪神13-0巨人」(13日、甲子園球場)
若き主砲が球団史にその名を刻んだ。二回1死二、三塁で迎えた阪神・佐藤輝の第2打席。代わったばかりの2番手・戸根の146キロ直球を難なく右翼へ飛球を打ち上げた。三走・島田を生還させる犠飛で節目の今季50打点目をマークした。
試合の主導権を完全に手にする5点目をたたき出し、「追い込まれていたので、何とかという思いで食らい付きました。最低限の仕事ができたと思います」とうなずいた。
ルーキーイヤーから2年連続50打点以上は球団では別当薫(48、49年)、岡田彰布(80、81年)に次いで3人目。左打者では初だ。もう一つ王手をかけている記録がある。新人年から2年連続で15本塁打以上だ。こちらも球団では過去に田淵幸一(69、70年)と岡田の右打者2人しか成し遂げていない。
佐藤輝の最大の魅力である一発は6月30日・DeNA戦(横浜)での14号ソロが最後で7月は8試合ノーアーチが続く。甲子園では4月15日・巨人戦で菅野から4号2ランを放って以降、約3カ月も遠ざかっている。
19安打13得点の猛攻の中、初回の三塁内野安打で連続試合安打は5に伸ばした。状態は悪くない。14日こそホームの大観衆の前で魅せる。チームを勝利に導く豪快な一撃で、球団初となる左打者での新人年から2年連続15本塁打&50打点の快挙を達成する。
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