阪神の西勇が今季ワーストタイの5失点KO チームは引き分けを挟み広島に7連敗中

 5回、カープ打線につかまり、悔しそうに天を仰ぐ西勇(撮影・飯室逸平)
5回、ぼう然とする西勇(撮影・飯室逸平)
 5回、西勇は宇草に適時打を許す(撮影・山口登)
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 「広島-阪神」(21日、マツダスタジアム)

 阪神の先発、西勇輝投手(31)が5回7安打5失点と背信投球。チームが開幕から引き分けを挟み、7連敗中と苦戦する広島に快投を演じたかったが、それができなかった。

 中13日で上がったマウンド。登板した瞬間、大粒の雨が上空から降る悪天候の中、立ち上がりから先制点を献上した。初回2死二塁からマクブルームに左前打を打たれ、あっさりと先取点を奪われた。

 二回から四回までは三者凡退と立ち直ったかのように見えたが、1点ビハインドの五回につかまった。野間、宇草、菊池涼に3者連続でタイムリーを許し、この回だけで4失点。2死を奪ってから失点を重ねる結果となり、悔しいイニングとなった。

 5失点は4月19日・DeNA戦(横浜)以来となる今季ワーストタイ。本調子からは程遠い投球内容だった。

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