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阪神・島本 2年ぶり支配下返り咲き ラストイヤーの矢野監督に恩返し誓った

 阪神は20日、育成選手の島本浩也投手(29)と支配下選手契約を締結したと発表した。背番号は120から46に変更。年俸は現状維持の2100万円。(金額は推定)。島本は2019年にチーム最多63試合に登板したが、左肘を痛めて20年にトミー・ジョン手術を受けた。2年ぶりの支配下復帰となり、ラストイヤーを迎えた矢野監督への恩返しを誓った。

 苦しんだ分だけ、喜びは大きい。試練を乗り越えて、2年ぶりの支配下返り咲きだ。島本は「うれしい気持ちでいっぱいです」と感慨に浸り、3年ぶりの1軍登板を見据えた。

 「トレーナーさんやいろんな人に支えられてここまで来られたんで、これからしっかり成績で恩返ししたい」

 矢野政権1年目の19年にチーム最多63試合に登板し、奇跡のCS進出に貢献。ただ代償は大きく同年オフに左肘をクリーニング手術、20年11月にはトミー・ジョン手術に踏み切った。今季は指揮官のラストイヤーだ。「最後お返しというか、この2年は何もできていないんで。戦力になって優勝したい」。将への恩返しは有終の美で飾ると決めている。

 リハビリ期間を振り返れば、苦難の連続だった。術後4カ月後にキャッチボールを再開しても「上がっていく雰囲気がなかった」。だが、今年のキャンプで「急に投げられるようになった」と自身でも驚くほどの好感触をつかむと、5月29日のウエスタン・中日戦で705日ぶりに実戦復帰。ファームでは5試合で防御率0・00。連投もクリアし、支配下切符を勝ち取った。

 同じトミー・ジョン手術を経験した藤川SAは登板のたび、連絡をくれた。「無理するな」、「じっくり強い体をトレーニングでやっていけ」。激励の言葉を力に変え、心身共にたくましくなった。

 球団の期待も大きい。10年育成ドラフト2位のたたき上げ。嶌村球団本部長は「高校生で育成で来て何とかここまではい上がってきた。リリーフ陣の一角として19年のような活躍を期待している」と心から復活を願った。

 かつて“筒香キラー”とも呼ばれた小さな左腕。1軍から遠ざかっても「ずっと試合は見ていた」とケロリ。キレのいい真っすぐで強打者をねじ伏せる。

 ◆島本浩也(しまもと・ひろや)1993年2月14日生まれ、29歳。奈良県出身。176センチ、73キロ。左投げ左打ち。投手。背番号46。今季推定年俸2100万円。福知山成美から2010年度育成ドラフト2位で阪神入団。15年から支配下登録。同年4月2日・ヤクルト戦(神宮)でプロ初登板(中継ぎ)。21年からの育成契約を経て6月20日に支配下再登録。

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