阪神 今世紀最速の自力V消滅 矢野監督は貧打嘆く「それにしてもね」

8回、阪神・矢野燿大監督は選手交代を告げベンチに戻る=甲子園(撮影・山口登)
 9回、長坂(手前)が三振に倒れゲームセット。静まりかえる阪神ベンチ(撮影・田中太一)
 西武に完封負けを喫し、ベンチを出てあいさつに向かう矢野監督(撮影・田中太一)
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 「阪神0-2西武」(31日、甲子園球場)

 阪神が自力優勝消滅となった。西武に敗戦し、首位・ヤクルトが勝利したため、今世紀最速となる今季54試合目での屈辱となった。

 早くも13度目の完封負けで接戦をモノにすることができず、球場内には怒号も響いた。矢野監督は自力V消滅の事実についての話題には「うん頑張ります」と言葉少なだった。

 先発左腕の佐藤に苦戦。初対戦の相手だったが「まあそれにしてもね。別にコーナーに来ているわけでもないし。何かビックリするようなボールがあるわけでもないんで。もうちょっとやっぱり、打っていかないとね」と、嘆かずにはいられない。貧打から抜け出せない苦しい状態に「まずはね、それは先発を崩しにいかないと、うん…」と言葉が続かなかった。

 阪神が54試合目で自力Vの可能性が消滅するのは2000年以降では67試合を上回り、今世紀最速となった。

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