阪神・梅野1軍復帰へ 31日西武戦から DHで実戦復帰即H&激走生還「違和感ない」

 2回、栄枝の左中間二塁打で本塁へ激走する梅野
 2回、中前打を放つ梅野(撮影・山口登)
 2回、中前打を放つ梅野(撮影・山口登)
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 「ウエスタン、阪神5-3中日」(28日、甲子園球場)

 甲子園に響いた鮮やかな快音が、復調の気配を感じさせる。右脇腹の筋挫傷からの復活を目指す阪神・梅野隆太郎捕手(30)が「6番・DH」で実戦復帰。二回先頭の第1打席に福谷の145キロ直球を捉え、いきなり中前打と結果を残した。

 試合後、梅野の表情にも安ど感がにじむ。「いつも通りの感じで、ボールは見えていた。違和感なくできた」。15日・DeNA戦(横浜)から実戦出場が遠ざかっていたが、1死一塁で栄枝が放った左中間適時二塁打では一塁から一気に本塁へ生還。打撃&走塁で聖地の虎党を沸かせた。

 平田2軍監督も「全く違和感もなくシートノックに入っていた。(即安打は)さすがだよ」。29日は捕手として出場することが決まったが、梅野も気合が入っている様子だ。

 「1日でも早く戻りたいというのはあるけど、今の状態を維持しながら100%でまずは臨めるように。守備に就くので結果も出しつつ、しっかり自分の準備をして臨みたい」

 正捕手復帰の日は近い。2軍首脳陣、トレーナーとも話をして問題がなければ、31日からの西武3連戦(甲子園)で合流する可能性もありそうだ。万全な状態で1軍の戦列に復帰するために、最善の準備を進めていく。

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