矢野阪神が三重殺食らうも逃げ切り勝ち 西勇が6回1失点の好投 中日戦今季初勝利

 6回、石川昂を遊ゴロに斬り、ガッツポーズする西勇(撮影・飯室逸平)
 4回、トリプルプレーにベンチでぼう然とする矢野監督(撮影・飯室逸平)
 4回、高山の一直で飛び出した一走・山本に続き、二走・糸井(左)もアウトになりトリプルプレーとなる(撮影・吉澤敬太)
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 「阪神3-1中日」(27日、甲子園球場)

 阪神が逃げ切って、今季4試合目で中日戦初勝利を挙げた。四回にトリプルプレーで好機を逃したが、先発の西勇輝投手(31)が6回1失点と踏ん張り、リリーフ陣も無失点でしのいだ。

 打線は適時打こそなかったが、しぶとく得点を重ねた。

 1点を追う二回、2死二塁から高山の遊撃への強いゴロが相手の失策を誘い、同点に追い付いた。1-1の三回には無死一、三塁から糸原の二ゴロの間に勝ち越した。

 四回無死一、二塁では、高山の一塁へのライナーに一塁走者の山本が飛び出し、ベースを離れていた二塁走者の糸井も戻れずに三重殺。嫌な空気が流れたが、五回1死一、三塁で再び糸原の遊ゴロの間に3点目を挙げ、点差を広げた。

 西勇は初回に阿部の右翼への適時二塁打で先制を許したものの、二回以降は両コーナー、低めを丁寧に突く持ち前の投球。6回を5安打10奪三振で1失点にまとめた。七回はアルカンタラ、八回は湯浅が無失点でつなぎ、最後は岩崎が締めた。西勇は2勝目。岩崎は3セーブ目を挙げた。

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