阪神・ロハス12打席ぶり快音 初球からガンガン!スタイル変更が奏功

3回、二塁打を放ったロハスはガッツポーズ
 3回、二塁打を放つロハス(撮影・高部洋祐)
 3回、二塁打を放ち一塁を蹴るロハス(撮影・高部洋祐)
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 「オープン戦、阪神3-1楽天」(6日、甲子園球場)

 R砲がようやく快音を響かせた。三回無死の第1打席。阪神のメル・ロハス・ジュニア外野手(31)が滝中の初球、外角直球を振り抜いた。虎党のどよめきに包まれた打球はグングン伸びて、中堅フェンス直撃の二塁打に。「外角のいいところで、しっかり打てて良かった」。オープン戦初戦だった2月26日・中日戦(北谷)の2打席目以来、12打席ぶりの安打に頬が緩んだ。

 アグレッシブな姿勢が、トンネルを抜けるきっかけとなった。4日・楽天戦(甲子園)は、3打席中2打席で初球ストライクを見送り、3打数無安打2三振。「元々初球を振らないタイプ」と従来のスタイルで臨んだが、結果は出なかった。

 そして、意識を変えた。「昨日もそうで、1球目から積極的に振っていこうと思っていました」。5日の同戦でも無安打に終わったものの、4打席中3打席でファーストストライクをスイング。新スタイルで久々の快音につなげた。矢野監督は「今日くらい積極的に打ちにいく姿勢が相手にとっても嫌だと思う」と評価した。

 来日1年目の昨季は60試合で打率・217、8本塁打、21打点に終わり、「自分の中に課題がある悔しい成績になって、自信も少しなくしていた。練習試合で振って、自信を取り戻していきたい」と燃えるロハス。オープン戦で確かな手応えをつかみ、胸を張ってシーズンに臨む。

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