阪神・ドラ1森木 首脳陣がスプリットを絶賛 今キャンプ最多44球「球質良かった」

 「阪神2軍春季キャンプ」(15日、安芸)

 阪神ドラフト1位・森木大智投手(18)=高知=が、新たに変化球を3球種解禁した。8日に最速150キロを計測した直球に続き、今回はスプリットで周囲をうならせ、平田2軍監督は「スプリットは十分決め球に使える」と絶賛した。

 今キャンプ最多の44球を投じた中に、変化球を21球交えた。「久しぶりの割には球質も良かった」。8日のブルペンでカーブ、スライダーを2球ずつ投じた。この日はツーシーム、カットボール、そして宝刀候補のスプリットを追加。高校の先輩で森木の捕手を務めた栄枝は、スプリットの捕球時に「うおー、いい高さ!」と叫び、「軌道も真っすぐに似せて落ちていた。勝負球になる球」と興奮気味に話した。

 この日は高知高の恩師・浜口佳久監督(46)がキャンプ地を訪問。ブルペン投球を視察し「(フォームが)ダイナミックになった」と進化に目を見張った。チームに打ち解けている様子にも一安心。「さすが、この世界でなんとかついて行っているな」と感心した。

 ブルペン後には「高校の時よりも良くなっているなと言われました」とうれしそうに笑った森木。「地道に頑張ってと言われたので、頑張りたいと思います」。恩師からのエールを糧に、実戦デビューまで漸進していく。

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