阪神・ドラ1森木 新グラブに家族のイニシャルと「感謝」ベースはマエケンモデル

 阪神のドラフト1位・森木大智投手(18)=高知=が24日、プロ入りに際して作ったニューグラブに家族のイニシャルが入っていることを明かした。ツインズの前田健太モデルで、お気に入りの赤色もあしらった。家族への感謝と情熱を胸にプロの世界で戦っていく。

 家族との絆を大切にする男だ。森木はプロで使用するグラブの裏革部に父、母、姉のイニシャルを入れて、その下に「感謝」の2文字を編み込んだ。実家のある高知県から球団寮へ移り、離れて暮らすことになった家族への思いを記した。

 イニシャルの刺しゅうはそれぞれ色が違っており、「僕の中でですけど、父が緑、母はオレンジ、姉がピンク、僕は赤です」と4人のイメージカラーを基に作製を依頼。森木を担当するミズノ社の吉岡健博さん(35)によれば、高卒ルーキーが家族の名前をグラブに入れることは珍しいという。

 「結婚して家族がいる選手であれば、息子さん、娘さんの名前を入れることは結構あるんですが、高校生で担当させてもらった選手では今までいなかったので」と吉岡さん。「グラブに入れるということは、よっぽどの思いじゃないと入れないと思いますので」と右腕の気持ちをひしひしと感じ取った。

 新グラブは前田健太モデルをベースにサイズをやや小さくするなどこだわりを出した。好きな赤色もあしらい「性格的に燃え上がるタイプ。強気な感じが赤なんじゃないかなと」と森木。感謝と情熱の心を持ち、グラウンドで自分を表現していく。

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