阪神来春キャンプ 観覧はネット事前予約制 万全の感染対策で概要発表

 阪神は23日、2022年度の春季キャンプを1軍は沖縄県宜野座村、2軍は高知県安芸市で開催すると発表した。新型コロナウイルス感染予防、感染拡大防止のため1、2軍ともに現地での観覧は入場者数の制限や事前予約制が設けられることになった。

 入場にはインターネットによる事前予約が必要。指定エリア内の着席可能な座席数に応じ、1日あたりの入場申し込み受付者数が決まる。観覧場所も制限される。開放されるのは1、2軍ともにメイン球場のスタンド席と、サブグラウンドの一部エリアに限定。ブルペンや室内練習場などは観覧できない。

 入場にはワクチン検査パッケージを適応する。ワクチンの2回目接種後2週間以上の経過など、条件を満たした場合のみ入場が可能となる。キャンプ地では検温やマスクの常時着用など万全の体制で行う構えだ。

 サイン会など選手らとのふれあいなどは開催されない。だが、感染対策を実施し、実施可能な範囲でファンサービスは再開される予定。また、今年もインターネット視聴サービス「虎テレ」などでの情報発信も行われる。キャンプ日程や入場の予約方法など詳細は後日発表される。

 今春キャンプは予約制で入場人数を制限して開催を予定していたが、県独自の緊急事態宣言を発令した沖縄県の要請を受けて無観客となった。来春も感染拡大状況により、変更となる場合もあるが、社会情勢に即した形で選手もファンも充実したキャンプを過ごせるよう模索していく。

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