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阪神・梅野が残留 虎で「優勝したい」熟考1カ月 最後は猛虎愛で決断 複数年契約見込み

 阪神・梅野隆太郎捕手(30)が3日、今季取得した国内FA権を行使せず残留することを表明した。甲子園のクラブハウスを訪れ、残留の意思を伝えた。愛着のあるタテジマで優勝したいという思いが決め手となった。複数年契約の見込みで、会見は後日行われる予定。抑えで活躍したスアレスの米大リーグ・パドレス移籍が決まった中、梅野残留は明るい知らせとなった。

 シーズン終了後から熟考を重ねた末、梅野が決断を下した。来季も愛着あるタテジマでプレーする。球団を通して発表したコメントにはタイガース愛がたっぷり詰まっていた。

 「今年あと少しのところで優勝を逃し、本当に悔しい思いをしてやっぱりこのチームで優勝したい。その思いが一番でした。今のチームは若く、絶対にこれからもっと強くなっていきますし、その中心でタイガースを引っ張っていきたい。このメンバーとこれからも野球をしたい、みんなと優勝したいという思いで残留することを決めました」

 決め手となったのは、阪神で優勝したいという純粋な思い。球界屈指の捕手に成長を遂げた梅野は今季も正捕手として130試合に出場。打率・225、3本塁打、33打点の成績を残した。だが、優勝争いが佳境を迎えたシーズン最終盤はスタメンを外れる試合が続き、V逸の瞬間もベンチで見届けた。無念さをかみしめ、頂点に立ちたいという思いは一段と強くなっていた。

 球団の熱意も届いた形だ。嶌村球団本部長は複数年契約を提示し、「本当に大事な選手で、来季も一緒にプレーしていきたい選手」と全力で慰留に努めてきた。矢野監督は梅野の意思を尊重する考えを示す一方で、11月26日に出演したテレビ番組では「僕が監督になってから一番キャッチャーで出てますし、来年も一番レギュラーに近いのは間違いない」と高く評価してきた。

 悩める日々を過ごした梅野の気持ちも前を向いている。「考えに考え抜いて出した結論なので少し時間はかかってしまいましたが、今はこのチームで絶対に優勝するという思いだけです」。球団公式ツイッターとインスタグラムにも、スッキリした表情で登場。梅ちゃんスマイルでファンに残留を報告した。

 今オフは守護神・スアレスがメジャーに移籍。戦力ダウンを指摘されていただけに正妻の残留はチームにとっても大きい。梅野抜きに17年ぶりVは想像できない。来季も扇の要として虎を支える。

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