阪神・木浪は400万減 植田は100万増で契約更改
阪神の木浪聖也内野手(27)と植田海内野手(25)が3日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。木浪は400万減の2600万円でサイン。植田は100万増の1750万円でサインした。(金額は推定)
木浪は今季92試合に出場。打率・227、1本塁打、15打点だった。開幕は遊撃でスタメンを勝ち取ったが、新人の中野が台頭。ポジションを奪われる形となった。
「自分の中でたくさんのことを経験できた。その悔しさを来年はぶつけるじゃないですけど、自分の課題というのは明確になっているので、このオフで課題を克服して、キャンプに臨んでいけたら」と話した。
途中出場も多かったシーズンだが「スタメンで出るという思いを、来年は持ってやっていきたい」と決意を語った。
植田は走塁・守備のスペシャリストとして、64試合に出場。10盗塁を決めた。「スタメンはなかったんですけど、盗塁とかの部分では、少しは貢献できたのかなと思いますね」と振り返った。
盗塁の失敗もわずか一つ。「自分が一番大事なところ。他の人には負けないぞっていうぐらいの気持ちでいつもやっている」と足は自慢の武器だ。だからこそ、課題は打撃。「このオフで、しっかり打てるように練習します」と課題克服を目指す。